白リン弾について調べてみたら
今回の東富士演習場で行われている在日沖縄米海兵隊の沖縄104号線越え実弾砲撃訓練でも155ミリ榴弾砲で白リン弾が多く使われているが、白リン弾について調べてみた。
Wikipediaでは「焼夷効果を持つ場合もある」が「陸上自衛隊では、白リン弾を発煙弾としてのみ装備している。」と記述している。
(Wikipediaの記述はこちら。)
しかし、このような捉え方は極めて問題があり、 「白リン弾にはかなりの危険があり、単に煙幕を発生させるだけではありません。」 と指摘がなされているので、この一文をよく読んでみるとよい。
Wikipediaの記述は軍事オタクのものと推定され、「軍事オタクの最大の欠点は「物」しか見ることができず、戦争という問題において最も配慮すべきである「人間」について考えることができないところです。」「白リン弾は国際条約(文末に掲載)によって禁止されていません。しかし、人口密集地への焼夷兵器の使用は、いかなる場合にも禁止されています。」とも指摘している。そのような白リン弾を多く使うことはたとえ軍事演習とはいえ許されることではありません。
かつてて紙智子参議院議員が平成二十一年の矢臼別演習場での沖縄県道一〇四号線越え移転訓練で白リン弾を使用したことで政府に「白リン弾の使用禁止に関する質問主意書」を提出している。
今回の軍事演習でもまた大量の白リン弾が使用された。抗議したい。